高崎だるまの絵付け体験をしてきた話です。
なんか新年感のあるイベントしたいなぁ…と思っていたところ、丁度「高崎だるまの絵付け体験」が出来るとのことだったので、行ってきました。参加費は500円。500円でオリジナルだるまが買えると考えると破格ですね。だるまの相場は知りませんが。
参加費を払い受付を済ませると、赤黒2種類のだるまから1種選び、筆2本(顔用の細筆、身体用の太筆)と塗料(黒白二色)を貰いスタート。私は黒のだるまを選びました。
あとから調べて知ったんですが黒のだるまは「商売繁盛」の祈願に使われるそうです。
机には模様の書き方の順序と完成手本が貼られているものの、基本的に自由に描いてください的な感じでした。
折角なので手順通りにやってみることに。
まず鶴を模している向かって右眉部分からなんですが、羽の表現細かすぎて出来ない!
筆の毛先が固まってて繊細な筆運びができないよぉ。とは言え「弘法筆を選ばず」という詞もあるように、単に私の技量が足りてないだけなのかムムム…など思いながらとりあえず描いていくことに。
次に向かって右髭部分。亀を模しているそうですが、どこをどう見れば亀なんだ?カワバンガ?とか思いながら描いてみることに。
右側を描き終えたら、更にこれらを左側にも描き入れてく訳で。
既に手本の模様からは逸脱しているものを再現しなくてはならないのと、左右のバランスを考えて描いていくのがとにかく難しい。やっぱり職人さんってすげぇや。
最後に身体の模様と腹に文字入れ。
模様については特に指定はなかったので、なんとなく3本線をそれとない感じで散りばめました。「3」はもっとも綺麗な数字だから。
腹の文字は祈願内容などを描くそうですが、具体的なものが思いつかなかったので「招福」の2文字に。
最初は縦書きで入れようとしたんですが、「招」の字が思った以上に小さくなってしまったので、あえなく横書きに。とにかくバランスとりが難しいですね。もっと考えてから描き始めればよかった。
そんなこんなで完成。
文字のバランス悪っ!とか、鶴が太くてもうこれ七面鳥じゃん!とかいろいろ思うところはありますが、こういうのは込めた思いが大切なのです。パッと見はそれらしく見えるし気にしなーい。
家に持ち帰って目入れ。ですが右側面の白模様が乾ききっていなかった為、持ち帰り時に袋について滲みました。ショック。流石に派手にはみ出してた部分は筆ペンでリペイントしました。皆さんは乾ききってから持ち帰るようにしましょう。
そんな訳でだるまの絵付け体験、滅茶苦茶難しかったけどかなり面白かったので、また機会があれば挑戦したいですね。
こんなワンパクな食べ物嫌いなわけがない。カロリーの暴力!めちゃウマでした。